VR足場に緊張!「建設現場の足場をVRで体感」三和建設株式会社 新卒採用で新しい取り組みを開始
こんにちは、Tokuyamap編集部の箭内です。
ソレーネ周南や周南公立大学新校舎の建設を手掛ける三和建設株式会社さんが、「建設現場を体験できるVR」を企画制作したということでその取り組みをご紹介いたします。
三和建設株式会社ってこんな会社
三和建設株式会社さんは、山口県周南市清水1丁目にある建設会社です。冒頭でも書いたとおり【ソレーネ周南】や【周南公立大学新校舎】、【新南陽市民病院】、【周南市西消防署】など普段の生活で利用することもある建物を多く実績にもっています。
VR技術が建設業界に革新をもたらす?
近年、建設業界においては、技術革新が目覚ましいものがあります。特に、仮想現実(VR)技術の導入は、従来の方法に革命をもたらしています。VRは、建設現場における安全教育やトレーニングなど、さまざまな用途に活用されており、その効果は大きな注目を集めています。
一方、VR界隈も最近盛り上がりを見せており、2023年にMeta quest最新となる【Meta quest3】(日本円で74,800円~)が、2024年2月にはアメリカ限定でApple社から【Apple Vision pro】(日本円で50万円!)が発売されました。
久しぶりにVRゴーグルで映像を見たら、迫力があってビックリしました!
一方で厳しさを増す新卒採用
三和建設株式会社さんに限らず、少子化の影響で各社新卒採用には頭を悩ませています。
建設業界は大変そうというイメージがあるのか、新卒も中途採用も思い通りとはいきません。同業種が多いので、欲しい人材像が被ってしまうことも要因ですね。
三和建設株式会社さんは、杉咲花さんの「科学は、エールだ。」のCMでおなじみ、東ソーグループであり、公共事業を中心に実績が多いため安定しているイメージがあります。
しかも同社では、充実した研修制度や福利厚生により5年以内の退職者がゼロ人なんだとか!筆者は社会にでて約22年、そんな企業は中々聞いたことがありません。
そんな働きやすそうな企業でも、採用には苦労をするのですね
三和建設の新たな取り組み: 建設現場の足場をVRで体感
三和建設株式会社さんでは、建設現場で働くイメージを知ってもらうことで採用応募のきっかけに繋がれば、とVRを活用した足場体験コンテンツを制作導入することを決定しました。このコンテンツでは、一般的な生活ではなかなか体験できない建設現場の高い足場を、安全かつ効果的に体験できるようになっています。
下の写真は、実際のVR映像をキャプチャしたものです。静止画では中々伝わりにくいですが、VRゴーグルで視聴をすると鉄骨に囲まれた空間が非現実的で少し緊張します。
スマホで全画面表示をして、設定から画質を最大(2770)にして観てみてください!
手前みそではありますが、「三和建設株式会社 足場体験」VR動画はTokuyamap運営会社であるまちあい徳山が制作協力しています!
この動画をVRゴーグルで観ると、ジェットコースターのテッペンで【ひゅっ】となる感覚に近いものを感じることができます。現場の作業員の皆さんは安全装置を付けて作業をされていますが、このような高所作業をしてくれる方がいて沢山の建物が建っていると思うと感謝ですね。
やまぐち企業交流フェスでVR体験ができるブース出展
三和建設株式会社さんは、2024年2月17日(土)に周南公立大学内で開催された「やまぐち企業交流フェス」で、ブース出展をされました。このイベント内で「足場体験VR」を学生の皆さんが実際に利用しました。
足場体験の反響はいかがでしたか?
時間の都合があり、あまり多くの学生さんに体験してもらえなかったのですが体験動画が1分ということもあり「あっという間だった!」と感想を頂きました
VRゴーグルの操作性や使用環境(視力が悪いと見えないが眼鏡をつけると窮屈で痛い等)自体にまだまだ課題はあるものの、新しい職業体験コンテンツして今後も期待したいですね。
今後のご活躍&楽しい企画も楽しみ
2024年3月には、三和建設株式会社さんが手掛ける周南公立大学の新校舎が完成ということで大きなプロジェクトが終盤。こちらの完成発表も楽しみですが、これからも採用やPR活動での楽しい企画も期待して、ご紹介を終わりにします!
インタビューにご協力いただきました総務部さま、ありがとうございました。