Ingress周南 日本がドボンした日。そして繰り返すドボン 前編
こんにちは。時計です。
何度かIngressの紹介する記事書いてる中、できるだけエンライテンド・レジスタンスどちらにも偏りのない記事をと心がけておりましたが、ちょっと今回ばかりは緑のエンライテンド寄りの記事となりますことご容赦ください。
といいますのが初回に
「数百人が一斉に交差するリンクを切断することで、中国の青島、グアム、そして北海道襟裳岬で大きな三角形を形成し、北海道を除く日本全土が巨大なコントロールフィールドに包まれた」
と書いたことがありますが、2019年2月23日午後1時半、この超巨大コントロールフィールドの再現をエンライテンドが達成したのです。
そもそもこの巨大コントロールフィールドは、2014年に行われたダルサナアノマリーと呼ばれる東京でのIngress公式陣営戦のために作られました。
2014年当時の東京は、レジスタンス陣営:エンライテンド陣営の人数比率が7:3と言われており、
「普通に考えるとレジスタンスが勝つに決まっている」状況となっていました。
このままでは勝てないと悩んでいたエンライテンドのあるエージェントがダルサナアノマリーの戦闘ルールで
「戦場を覆い尽くすコントロールフィールドは、得点40%ボーナス」というルールに目を付けたのです。
このボーナスの恩恵に預かろうと、いろいろとコントロールフィールドを都内で考えていたのですが、やはり敵エージェント数も多くポータル数も多い東京の中を通すのは難しい。
そこで「陸を通すより海を通す方が楽じゃない?」
との発想から、東京を覆いつくすのに
「中国の青島、グアム、そして北海道襟裳岬」
で日本全体をドボン(と沈没)させる作戦となりました。
アノマリー当日、日比谷音楽堂での開会セレモニーは、圧倒的なまでにレジスタンスカラーに染まっていました。
エージェントは陣営カラーの服を着る傾向にあるのです。ただし、エンライテンドの「チームやきう」は、各々好きな球団のユニフォームを身にまとっています。で、中日や懐かしの大洋ホエールズの服を着た人がどっち陣営なのか分からず、みんなを惑わせたりしています
3:7という当初の見込みすら過少だったかもしれません。
当日は都内各地の600ポータルの取り合いルール。
当初の予想通り、開戦直後に始まった圧倒的なまでの物量戦に対してわずかな抵抗しか示せなかったエンライテンドは、ここでスキャナー越しにとんでもない光景を見ます。
フィールドが全部緑に覆われている。。。?(当然隠密作戦なので、そのような大きな作戦が陰で遂行されていたことは周知されていないのです)
即座にレジスタンスも反応。冬の襟裳岬に急行しますが、何せ北海道は広大。最速でも3時間かかる見込みとなります。
東京アノマリーのはずが、気付けば決戦の地は「襟裳岬」になっているのです。
ダルサナ東京の4時間に及ぶ死闘は僅差でエンライテンドが勝利をおさめることになりました。
このダルサナ東京は日本のIngressの転換点となり、エンライテンドとレジスタンスでチームカラーが分かれてくる原因となりました。
日本開催アノマリーでのエンライテンド連勝記録も、ここでその土台が出来たのです。
さて、ではなぜその伝説の巨大コントロールフィールドが再現されたか。
またそれに山口県のエージェントがどう関わったかは、次の記事にてお送りします。