老舗のお茶屋さん「田原清香園茶舗」はどんなお店？

こんにちは。周南市在住のライターかずみです。

周南市に住んで数十年経ちましたが、まだ知らないことが沢山…。今回が初めての取材ですが、新しい発見がありましたよ。

 

平和通りを通ると、趣ある木彫りの看板を掲げたお店が見えます。

それが明治時代から徳山の町を見守り続けてきたお茶屋さん「田原清香園茶舗」です。

創業150年を迎え、5代目店主がお店を守り続けています。

 

老舗お茶屋さん「田原清香園茶舗」ってどんなお店？

以前から気になっていた店内に初めてお邪魔することが出来ました。

出迎えてくれた5代目店主のお母さまは、笑顔と和服が素敵です。

歴史と季節、お茶の香りを感じる店内

ゆっくりと時間が流れるような落ち着く雰囲気の店内。

茶道に縁がない私が見ても楽しめる茶碗や茶道具の数々…。お茶と茶道具の両方がそろうお店はとっても珍しいそうです。

店内にはテーブルと椅子があります。コロンとしたサイズ感の玉露用茶碗でお茶を飲ませていただくこともできますよ。

おすすめの商品

お茶の種類は抹茶を含め50種類程度、茶道具の種類は把握できない程の品ぞろえです。

そんな中でも店主のおすすめは「薫るほうじ茶」。香りが強く、特別な時間やお客様へのおもてなしにぴったりです。

 

創業当初より取り扱っている鳩居堂商品も目を引きます。

お客様は「周南市に鳩居堂のものがあるなんて。」と喜ばれるそうです。

 

人気商品

茶香炉は常に売れている商品。

香炉にろうそくを立てて上皿の茶葉を温めることで、アロマのように香りを楽しめます。

店内には2000円～5000円代の茶香炉があります。

 

実は色んな事をやっているお茶屋さん

５代目店主はお茶のエキスパート

店主は茶葉のみならず、茶道や茶室のプロデュースにも詳しいそうです。

 

意外な面では、「人間魚雷　回天」の記憶を伝えるという思いのもとで大徳山太鼓「回天」のリーダーを務められていること。

今年の成人式では新成人の娘さんと一緒に演奏されたそうです。

 

いろんなものとコラボしてます。

これまでに、人気アニメとコラボした商品の販売、徳山駅前図書館とコラボした日本茶学びカフェの開催を行っています。

新しい組み合わせですね。

 

これからのイベント

「木具師・橋村萬象展」が開催されます。

日程：平成31年3月17日～3月19日

時間：午前9：30～午後18：30（最終日は16：00まで）

場所：周南市文化会館・地下展示室

2019年のお花見はお茶会で

お茶会ってどんなもの？

お茶会には2種類あります。

一つは正式な茶会「茶事」、もう一つが「大寄せ」の茶会です。

お茶に詳しくない方でも参加しやすいものが「大寄せの茶会」です。

 

お茶会が開催されるおすすめの桜スポット

お茶とお菓子が楽しめます。

5代目店主がお茶を立ててくれるイベントもありますよ。

3/31	桜茶会　9:30～13:00 費用：お茶券500円 場所：周南市文化会館和室3階 駐車場：周南市文化会館
3/31	SAKURAアーチフェスタ 費用：お茶券200円 駐車場：徳山小学校グランド
４/７	切戸川！桜・桜フェスタ 時間：10：00～14：00（受付） 費用：お茶券500円 場所：夢タウン下松　1階海の広場
４/14	大茶盛り会 時間：10:00～（1席30分程度）その後参加者人数に応じて15:00までお茶席あり 費用：無料 駐車場：原江寺、蓮小まこと幼稚園

お茶券は田原清香園茶舗さんや、当日のお茶会会場で購入可能ですよ。

 

お客様へのメッセージ

「少しでもお茶に興味があるなら、お店にいらして下さい。お茶のことをお話ししますよ。」と笑顔で５代目店主は言ってくれます。

難しいことも分かりやすくお話しして下さる店主に、お茶のことを聞いてみてはいかがですか。