令和元年、徳山の「令和」を探しにいってきました│1400年に思いを馳せ――
初春、令い月。空気は美しく、風は和やかで、梅はまるで美人が化粧をするように咲き、蘭は衣にまとう香水のように香らせる。
令和初日、徳山駅前図書館は素晴らしいディスプレイで出迎えてくれました。
駅の「令和」は 果子乃季さんの福袋
次に見つけたのは、山口県を代表するお菓子処、果子乃季さん。
あったのは令和に合わせた福袋。
果子乃季さんは店舗が多いので、なんだか「どこでも見かけるな~」という方も多いかもしれません。
でも、実は! 山口県にしかないってご存知でしたか?
店舗はなんと35店舗。そのすべてが、山口県内にあるのです。
広島にも福岡にも東京や大阪にも支店がない、まさに「山口県でしか買えないお菓子処」。
県外に出ることがあったら、お土産に良いかもしれませんね。
徳山商店街にも「令和」がいっぱい
つぎに訪れたのは、河村玉煎堂さん。新茶に「令和」の文字が光ります。
外郎でおなじみ御堀堂さん。「令和」の文字こそないものの、日本国旗が掲げられていました。
御堀堂 周南支店
周南市銀座通り1-19
TEL&FAX 0834-22-1495
営業時間/ 9:30〜18:00
次に見つけたのは、なんとブティック!
中央街の「ハラダ(マダム・ソシエ)」さんで、ポイント2倍キャンペーンがやっていたようです!
「令和」かまぼこに、掲示板には令和の新聞
商店街地下のスーパー銀南にもありました。
これは金太郎飴のごとく、切ると「令和」の文字が出てくる特製かまぼこだそうです。
掲示板も「令和」の新聞で埋め尽くされています。
新元号をみんなでお祝いムードで迎えられるなんて、本当に素敵ですね。
やっぱり本命は遠石八幡宮!
商店街を探索した後、「ここに行かなきゃ始まらない」ということで、たどり着いたお社。
流石も流石、ご記帳所には人が列を作っていました。
そして……
ありました令和!
しかもこれは「令和」の額……!!!
なんと記念撮影ができてしまうとは。
人が多かったので並ばずに済ませましたが、こんど空いているときには
ぜひ記念撮影してきたいところですね。
遠石八幡宮の御朱印にも「奉祝」の字
参拝の証として頂いた御朱印にも
ちゃんと令和元年と書かれています。
「奉祝」のスタンプが押されるのは今年いっぱいだそうなので
気になる方はお早めに。
それにしても、遠石八幡宮の御朱印かっこいいですね……!
徳山1400年の歴史の中で
さて、この令和を探すプチ旅も終わろうかと思ったとき。
鳥居越しに、工場群が見えました。
それをみてふと……こんなことを感じたのです。
そういえば、大化の改新って645年だったよね……
そう。日本史上初めての元号が「大化」。「大化の改新」の「大化」です。
そして遠石八幡宮の起源は622年。
(*正確には、622年にお告げがあり、和銅元年(708)に社殿を造営したのだそうです)
つまりはこの遠石八幡宮は、全ての元号を、知っているお社……!。
そのことに気付いたとき、胸がいっぱいになりました。
最初の元号、「大化」。その時代にも、周りには集落があったでしょう。
その頃は「徳山」という名前ですらなかったのかもしれない。
でも、確かに人々は存在しただろうし、営みもあった。暮らしがあった。
そして長い年月の間、悲しい歴史も……
戦争がないって、ホントに、涙が出るほど素敵なこと。
そして今ここに新たな元号「令和」が刻まれました。
新時代を、この歴史ある徳山で迎えることができてよかった。
「令和」でも、どうぞよろしくお願いします!
遠石八幡宮
電話番号/0834-32-8888
住所/〒745-0816 山口県周南市遠石2丁目3−1
HP/遠石八幡宮公式ホームページ
こんにちは、徳山に住んで3年目のハルです。
2019年4月30日、平成が無事に終わりを告げ。5月1日に令和の時代がやってきました。
まさに今は、三十年に一度の時代の切り替わり。
「徳山の令和」を探す一日の始まりです!
駅前図書館のディスプレイには鮮やかな梅の花
5月1日限定の表示をお裾分け
まずはじめに訪れたのは、駅前図書館。
そこには梅の花が大写しになっていました。
ご存知のかたも多いと思いますが、「令和」は万葉集の中の一説で「梅」「蘭」にゆかりがあります。
(出典:Wikipedia)